2度目の入院2日目&退院
7時に起床し、看護師さんにルートを確保してもらいました。
7時半過ぎに先生がいらしたので、暇つぶしアイテムを携えて処置室へ。
いよいよ水制限試験の始まりです。
・検査終了まで摂食・飲食禁止
・検査時間は、体重減少が開始時の3%を超えるまで、または最大6時間30分
・水制限試験終了後、ピトレシン(バソプレシン)を皮下注射し、30分後と60分後に採尿
■心因性多飲では尿量が減少し、体重の変化はほとんどない。尿浸透圧600mOsm/kg以上になる。中枢性尿崩症では尿浸透圧は300mOsm/kg以下のまま。
■ピトレシン投与後、中枢性尿崩症では尿量が減少、尿浸透圧は上昇。腎性尿崩症では尿量の減少と尿浸透圧の上昇がない。
■水制限試験で尿の濃縮反応がみられた場合にはピトレシン皮下注射は不要
7:45から30分間安静臥床
8:15 血圧測定、採血、採尿、体重測定
8:45 採尿、体重測定
9:15 血圧測定、採血、採尿、体重測定
9:45 採尿、体重測定 …………という感じで最大14:45まで続きます。
10:15の血圧測定で脈拍が少し増えているので軽い脱水症状が起こっていると言われました。唇もがさがさになってきました……。
この時点で体重の変化がほぼなくなり、体重減少による終了はなさそう。
そして12時半頃、ピトレシン皮下注射はしないと説明を受けました。やったー!(前回バソプレシン投与の注射めっちゃ痛かったことを覚えていたので、本当にうれしかったです)
そして14:45無事検査終了。
検査後パンかお粥かカレーを選べたので、カレーをお願いしました。
前日18時以来、21時間ぶりの食事です。おいしかった…………。
15時半頃先生がいらして、カンファレンスルームというところで今日の尿検査の結果を受け取りました。
時間 | 基準値 | 8:15 | 8:45 | 9:15 | 9:45 | 10:15 | 10:45 | 11:15 | 11:45 | 12:15 | 12:45 |
尿比重 | 1.03~1.008 | 1.015 | 1.005 L | 1.005 L | 1.012 | 1.016 | 1.017 | 1.019 | 1.021 | 1.020 | 1.021 |
尿浸透圧 | ※ | 502 | 191 | 212 | 447 | 588 | 619 | 667 | 747 | 734 | 755 |
※心因性多飲なら600mOsm/kg以上になる。中枢性尿崩症では300mOsm/kg以下のまま。
尿浸透圧が順調に上がっているのが見て取れます。
なのでこの時点で、病名は心因性多飲ということになりそうです。
血液検査の結果が出るのに2週間ほどかかるということで、また外来の予約を取りました。それと今後、心因性多飲となれば心療内科等で診てもらうのがいいのか、どうするべきか調べてみますとのことでした。
それとミニリンメルトについては今日からもう飲まないということになりました。
18時夕食。
翌日も7時に起床し、
8時朝食。
体調等にも問題はなかったため、書類を渡され、9時半頃には退院となりました。